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FX 仮想通貨

推し安値・戻り高値とは?チャートからトレンドを読み解く方法を解説!

FXで勝率をあげる為にはテクニカル分析をしてチャートを正しく読み解く必要があります。

その中でトレンドを読み解くことは重要です。

トレンドを正しく読み解くことができれば、予想外の損失を減らし、戦略的に利益を狙うことができます。

トレンドを読み解く時に、推し安値戻り高値というものに注目する必要があります。

この記事では推し安値と戻り高値がどのようなものなのか、それらを使ってどのようにしてトレンドを読み解くのかを解説します。

テクニカル分析の基礎的な考え方なので是非読んでみてください。

押し安値・戻り高値

押し安値・戻り高値とは、FXのテクニカル分析で使うチャート上のある地点を表す言葉です。

FXではトレンドというものを把握することが大切です。

トレンドとはチャートが動く流れのことです。

どの期間で見るかにもよりますが、多少の動きを除いて、上昇傾向であれば上昇トレンド下降傾向であれば下降トレンドといいます。

推し安値や戻り高値を見つけることは、このトレンドを正しく把握する為に重要です。

押し安値・戻り高値

では、推し安値や戻り高値とはチャート上のどのような地点のことなのかを説明します。

推し安値

推し安値とは、上昇トレンドの中で1番高い価格をつける直前の安値のことをいいます。

上昇トレンドにある場合、価格は下降と上昇を繰り返しながら、どんどん高値を更新していきます。

推し安値とは上昇トレンドの中で最も高い価格をつける直前の安値なので、高値が更新されていけば推し安値も更新されていきます。

戻り高値

戻り高値とは推し安値の反対です。

下降トレンドの中で1番安い価格をつける直前の高値のことをいいます。

安値が更新されるに伴って、戻り高値も更新されていきます。

補足

チャートを見る際の前提として、チャートが下降しているということは価格が下がっている為多くの人が売りに出している状態です。

逆にチャートが上昇しているということは多くの人が買いの注文を出しているということになります。

推し安値・戻り高値からチャートを読み解く

推し安値と戻り高値の意味は理解していただけたでしょうか。

ここからは、推し安値や戻り高値をふまえて、トレンドを読み解く方法を紹介します。

ダウ理論

トレンドを読み解く際の考え方として、有名なものにダウ理論というものがあります。

推し安値や戻り高値を活用する際に知っておくべき理論なので合わせて紹介します。

ダウ理論とは投資家として成功を収めたチャールズ・ダウという人物が考えた、テクニカル分析をする際に効果的な6つの理論です。

ダウ理論

  1. 平均は全ての事象を織り込む
  2. トレンドは3つに分類される
  3. 主要なトレンドは3段階から形成される
  4. 平均は相互に確認される必要がある
  5. トレンドは売買数の増減も確認される必要がある
  6. トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する

それぞれ簡単に説明します。

平均は全ての事象を織り込む

チャートの値動きは、国際情勢などの時事的な事象を含めた全てが関係していると考えるべきだということです。

トレンドはチャートのセオリーだけでなく、時事的な側面も含めた全てを考慮して予想する必要があります。

トレンドは3つに分類される

この3つとはチャートを見る際の期間のことで、以下の3つに分類されます。

長期トレンド:通常1年~数年

中期トレンド:3週間~3ヶ月

短期トレンド:3週間未満

このように見る期間毎にトレンドがあります。それぞれのトレンドを把握していることは勝率をあげることに繋がります。

主要なトレンドは3段階から形成される

今度は1つのトレンドの段階についての理論です。

トレンドは以下の3つに分類されます。

①先行期:価格変動をいち早く見抜いた投資家達が、買い注文を入れることによる初期の上昇

②追随期:先行期の価格上昇から、多くの人が買い注文を入れ始めることによる上昇

③利食い期:先行期に買いを入れた投資家達が、利確をし始める期間

平均は相互に確認される必要がある

チャートを分析する際は様々な種類の線を利用すべきということです。

トレンドを正しく読み解く為には様々な視点から分析する必要があります。

トレンドは売買数の増減も確認される必要がある

売買数が減ってくると、トレンドが終わりに近づいていると判断することができます。

トレンドが終わると考えた投資家が売買を控えるようになると、チャートの増減も減り、トレンドが収束していきます。

トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する

トレンドは明確なシグナルが出るまで継続されます。

あくまでも傾向ですが、何かしらの明確なシグナルが出るまではトレンドが続くとみていいということです。

トレンド終了を読み解くシグナル

最後にダウ理論に基づいてトレンドを読み解く具体的な例を紹介します。

トレンドの終了を読み解くシグナルの1つに、1つ前の安値(高値)を切った時というものがあります。

例えば上昇トレンドが起きている場合、推し安値は少しずつ上がって上昇していきます。

この状態からどこかのタイミングで安値が1つ前の安値を切った時場合、このときがトレンドの終了を表すシグナルになります。

逆にいうとこのようなシグナルが出るまで、つまり推し安値や戻り高値が更新されていく状態であれば基本的にはトレンドが継続するとされています。

ただし、シグナルは1つの指標以外でも発生するので、包括的にチャートを分析する必要があります。

【まとめ】トレンドを掴んで安定感のあるエントリーをしよう!

トレンドを読み解く方法への理解は深まったでしょうか。

推し安値・戻り高値の動きに注目してトレンドを正しく把握することは、テクニカル分析の基本です。

これができるだけで、感覚での取引が根拠に基づいた安定した取引に変わります。

チャートを見る際はトレンドに注目してみてください!

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