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コロナ保険の入院給付金 生保39社、対象縮小開始
9月27日のニュースです。
生命保険会社は26日、新型コロナウイルスの陽性者に支払う入院給付金の対象を重症化の恐れが高い場合に絞る運用を始めた。
これまで自宅などで療養していても給付金を受け取れたが、今後は要件に該当しなければ対象外となる。
日本生命保険や第一生命保険、かんぽ生命保険など医療保険を取り扱う全39社が26日に運用を見直した。
入院給付金を受け取れる条件は以下の通りだ。
- 65歳以上
- 入院を要する
- 新型コロナの治療薬を投与する必要がある
- 妊婦
上記いずれかに当てはまらなければ、給付金を受け取る対象にはならない。
そもそも医療保険自体、入院したり手術を受けた場合にまとまった一時金を受け取れる商品だ。
しかし、医療機関の逼迫を防ぐため、各社は実際に入院しなくても新型コロナに感染すれば給付金を支払う特例措置を2020年4月から続けてきた。
最近では重症化の恐れが小さくなったため、各社は見直しに動いたが、突然の変更に不満を募らせる契約者は多い。
今回の見直しで給付金の対象者はこれまでより7割前後減る見込みだ。
コロナウイルスの急速な蔓延により、各方面で柔軟な対応が求められ、中には保険のように例外的な制度をとったものも多い。
感染状況の変化に伴って修正されていく制度をしっかり把握する必要がある。